こんにちは。ぬーたんママです✎はじめての出産後、自宅に戻り、早速慣れない育児に困った私は、川崎市の訪問型産後ケアを利用しました。私の体験談が参考になれば嬉しいです!
訪問型 産後ケアを利用した経緯
川崎市の産後ケアについては、妊娠中に参加した両親学級で案内があったので、認知はしていました。ただ当時は、産後に自分がケアを必要とするシチュエーションが思い浮かばなかったので、正直「ふーん、そんなのあるんだ」程度に聞いていました。
しかし!出産を終えて産院で育児を一通り教わり、いざ自宅に戻ると問題が発生。入院中から張っていたおっぱいが、退院してからさらにカッチンコッチンに硬くなり、あまりの痛さで眠れない状況になりました。赤ちゃんも上手におっぱいが吸えず、授乳が思うようにいきませんでした。産院では助産師さんのサポートがありましたが、1人になるとどうしたら良いか分からず、一気に不安が募りました。私はその時に産後ケアを思い出して、慌てて川崎市のHPで詳細を確認したのでした。
ちなみに、産後ケアの内容は下記の通りで、私は「授乳指導、乳房ケア」のために利用すること決めました。
- お母さんへのケア:授乳指導、乳房ケア、休息、育児の相談、母体の管理など
- お子さんへのケア:授乳、沐浴、発育状態の観察、お世話の仕方など
産後ケアの利用申請方法
産後ケアの利用は、e‐KAWASAKIからの電子申請が必要です。詳細は 川崎市 : 産後ケアのご案内 をご確認ください。妊娠32週から申請が可能で、申請からおおよそ10日程度で「利用承認通知書」が届きます。申請から利用できるまで数日かかるので、利用見込みがなくても、出産前に申請しておくことを強くお勧めします💦
私のように、前もって申請をしておらず、今すぐ産後ケアを利用したい場合は、電子申請を行ったあと、手続きページに記載のある問い合わせ先に電話をかけて事情を話すと、最短で利用できるように手配してくださります。
利用までの流れ
川崎市への利用申請後、承認通知書が発行され、利用したい日にちが決まったら、希望する利用施設を検討します。私は「授乳指導、乳房ケア」が目的だったので、協力助産所の一覧から、家から近い所でさくらバースさんに決めました。
利用したい施設が決まったら、予約のために川崎市助産師会 産後ケア事業部へ電話をします。コーディネーターの方に「いつでも良いから最短で可能な日に来てほしい」旨を伝えました。一度電話を切り、コーディネーターの方がさくらバースさんに確認をしてくれるプロセスです。1時間後折り返しの電話があり、翌日の午前中に訪問してくれることになりました。これほど迅速に対応してもらえると思っていなかったので、とても驚き助かりました。
訪問日の流れ
訪問日、予約時間に助産師さんが来てくれて、玄関で軽く挨拶を済ませたら、家に入ってまず洗面所で手を洗います。そのあとは、ヒアリング→授乳指導→乳房ケア→利用記録と支払いの流れで、大体トータル90分間でした。
1.ヒアリング(30分)
子が寝ていたので、その間に座って母子手帳の出産記録を見ながら、直近の母子の様子や生活について30分ほどヒアリングがありました。
2.授乳指導(40分)
子が起きたタイミングで、授乳の様子を見てもらいました。授乳中の姿勢や子の様子について指導いただきました。授乳前と授乳後の子の体重を図ったので、母乳の摂取量も把握できて良かったです。
3.乳房ケア(10分)
ソファに横たわる姿勢で、おっぱいマッサージをしてもらいました。マッサージ後は痛みがすっと消えて、まさにゴッドハンドでした!!自分で乳房をケアする方法も教えてもらいました。
4.利用記録と支払い(10分)
母子手帳に産後ケアの利用記録を記入してもらい、利用料5000円を現金でお支払いをして終了しました。
さいごに
産後ケアを利用する前は、助産院がどんな所かもイマイチ分かっていなかったし、なんとなく訪問や宿泊と聞くと、利用のハードルが高いように感じていました。今回利用してみて、実際は産後のママにとって必要で身近な存在であることが分かりました。これからも育児の悩みがあれば、1人で抱え込まず、産後ケアの制度とサポートを頼りたいと思いました。さくらバースさんは、授乳&母乳ケアはもちろん、他にも骨盤ケアやベビーマッサージなど行っているので、今後もお世話になりたい助産院です。
※本ブログの内容は、2024年8月時点の情報です。最新の情報は川崎市HPにて確認してください。